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馬名 | 関係者 | コメント |
ライオンボス | 和田郎師 | 「前走は斤量を背負っていましたし、馬場も影響しました」と分析する。前走は勝ち馬より5キロも重い斤量58キロ。しかも連続開催の後半6日目で、馬場状態は稍重と不得手な設定だった。その点、今回は条件が好転。斤量は前走より1キロ軽い57キロで、スピード決着になりやすい開幕週の馬場となる。トレーナーは「(当日の天気による)馬場状態までは分かりませんが、いろいろな面で条件はいいです」と前を向く。いつものように和田牧場でリフレッシュ放牧され、1週前追い切りでも嶋田(レースは鮫島駿)を背に美浦南Wで5F68秒3-12秒2(直強)。ゴーサインに反応して、バーガンディ(3歳未勝利)、ソプラノナイト(2歳新馬)に先着。フットワークの力強さ、迫力は前回に見られなかったもので体も締まった状態。出来は間違いなく前走以上だ。 「前回は馬に硬さが見られましたが、状態は今回の方がいいと思います。6歳になりますけど変わりはないです」と指揮官も健在ぶりをアピールする。前走の敗戦だけで見限るのは早計。生粋のスピードスターが、きっちりと格の違いを見せつける。 「状態は前走以上。一番合っている舞台だし、勝てるチャンスは十分ある」 |
ライオンボス | 和田郎師 | 韋駄天S9着からの反撃を期す一昨年の覇者ライオンボスは、美浦Pコースで併せ馬。タイムこそ5F71秒8とごく控えめだったが、後方からグリーンチョウサンが追いついてくるとしっかり反応して併入した。「競馬を想定し、先行して(併走馬が)来たところをしのぐというイメージ。気が入っていたし、最後もしっかりと伸びていました」と、和田郎調教師は狙いどおりの調教に納得の表情。「前走より状態はいい。自信を持って送り出せます」と復権に手応えありだ。 5F72秒2-40秒7-13秒1のタイムに、和田郎師は「先週(3頭併せを)やっているので、もう負荷をかける必要はないと思った。(レースでは)先行することになると思うので、後ろから来るのをしのぐイメージで」と調教の意図を説明。「適度に気合が入っていたし、馬体に張りもあります。狙い通りの調整ができました」と満足げに振り返った。 |
ライオンボス | 鮫島駿騎手 | 「スペシャリストですね。スピードがあって、道中で息を入れられる。全力で走り切るのは難しいだけに、そのあたりがいいんでしょう」と相棒への信頼は絶大だ。 主戦にとっては是が非でも欲しいタイトル。一昨年はレース前日の落馬負傷によりベッドの上で観戦。そして、昨年は頭差で涙をのんだ。「前走は58キロの斤量と馬場もタフでした。スピードの生きる馬場はいいし、この馬のためにも頑張りたいですね」と力を込める。今年こそ-。2年分の悔し涙を、最高の笑顔に変えてみせる。 |
ヒロイックアゲン | 加藤和師 | 「ここまでの動きはいいし、申し分のない状態。前走(韋駄天S12着)はずっと馬場の悪いところを通らされた。枠順と馬場の回復がカギ」 |
ヒロイックアゲン | 古川助手 | 前走の韋駄天Sは12着に終わったが、敗因は特殊な馬場状態にあった。今春の新潟は地震の影響で中止された福島の代替えとして、イレギュラーな形での連続開催となった。レースが行われたのは開催2回目の最終日。多くの芝レースが施行されたことにより、内が荒れて外しか伸びない馬場だった。 16頭立ての4枠7番からのスタートで外へ出せず、最後まで馬場の悪いところを通る形に。古川助手は「枠が内の方だったし、苦しい競馬になりました」と振り返る。それでも今回に向けて、「調子はいいですし、本来は崩れないタイプですから。巻き返しを期待しています」と手応えをつかんでいる。 直線競馬は20年ルミエールADを勝っており、持ち時計54秒3もメンバーではライオンボスに次ぐ2番目の速さだ。「通用してもいいと思っています」と同助手はうなずく。2走前のオーシャンS4着に続く、2回目の重賞挑戦。豊富なキャリアを武器に、波乱の一端を担う。 |
モントライゼ | 松永幹師 | 「少し馬場が荒れてきた時間帯で、この時計はいい。動きも良く順調。前走は前半でゴチャつきリズムを崩したが、しまいはジリジリ伸びた。スピード負けすることはないが、千直は異質なところがあるから。いい競馬をしてキャリアをつけてほしい」「前走はリズムを崩してしまったけど、しまいはよく来てくれた。芝1000メートルがどうか」 |
モントライゼ | 横山助手 | 「(実戦で川田騎手は)3回乗ってもらっているし、分かってくれていると思います。あとは1000メートルのペースにうまく対応できるかですね」 |
タマモメイトウ | 藤岡師 | 「少し入りが遅くなったが、最近は我慢が利くようになり、ラスト1F12秒台でまとめられるようになった。体調は変わりなくいい。1000メートルでなかなかあれだけの脚は使えないし、今回もチャンスはある」「状態は変わらずいいですね。気性的にひっかかるから、以前から一度、1000メートルという条件を使ってみたかった。内容も悪くなかったですね」 外枠が有利とされる舞台で〔3〕枠(6)番。序盤で後手に回ったが、その後は外ラチ沿いに持ち出していった。そして前が開いた一瞬をついてスパートし、メンバー最速の上がり(3ハロン33秒4)を駆使して鮮やかに差し切った。2着馬とはアタマ差ながらトレーナーは「進路を探すので脚がたまったのもあるが、あの上がりは適性がないとできない」と高い評価 「(別定)56キロは心配していない。しまいの脚は使えるし、あとは(津村)ジョッキーに任せるだけ」 |
ロードエース | 松山騎手 | 「初めて乗ったが、行きっぷりがいいし前向きさがある。舞台を考えるとこれぐらい行く気があったほうがいい。あとは馬場状態と枠順」 |
ロードエース | 松下師 | 「前走よりいい状態。あとは速い時計への対応と、外枠が欲しい」 |
ロードエース | 小椋助手 | ロードエースの前走(韋駄天S)は福島2歳S13着以来、3年6カ月ぶりの芝の実戦だったが、戸惑うことなく流れに乗って、3着に踏ん張った。小椋助手は「外枠(〔7〕枠(14)番)も良かったですし、馬場もしぶって、時計がかかっていたのも良かった」と振り返る。栗東坂路で14日、18日と立て続けに4ハロン51秒8の好時計をマークし、仕上がりは順調。「状態はいいので、あとは(開幕週で)速い時計に対応できるかどうか」とポイントを挙げた。 「この子は、もともとトモのバランスに左右差のある馬なんです。その点に関しては、ずっと意識してやってきました。丸馬場を使っての輪乗りを重点的に、フラットワークを。最初に芝(福島2歳S13着)を使ったころは、まだ全然後ろに力がなかったけど、徐々にしっかりしてきた感じですね」 「これまでは右トモが弱く、いつも左を使う分、左半身に疲れが出やすかったんです。でも今回はそれがない。ずっと担当しているけど、今までで一番と言っていいくらいの状態ですね」 「前走は馬場が悪かったこと、時計がかかったこと、外枠、すべてがかみ合いました。今回は新潟開幕週なので、時計が速くなった時にどれだけ対応できるか。ダート(1200メートル)でも1分11秒の壁を破れてない。速くなった時に勝負できてないので、今回も一番の課題はそこ。それを具合の良さでどれだけカバーできるか」 |
オールアットワンス | 中舘師 | 「後ろから見ていてもいい動きだった。やってみないと分からないが、直線競馬は合いそうな気がする。どんな競馬ができるか楽しみにしている」と穏やかな笑み。「斤量(51キロ)が圧倒的に楽なのはいいですね。(中間の)放牧で体がさらに良くなったし、すごくいい調整ができている」 「あくまでも感覚的なものですが、この舞台は合うと思うので使ってみようと思いました」「直線競馬はやってみないと分からないですから」「斤量が軽ければダッシュ力が違ってくる。51キロは有利ですね」「あくまで挑戦者ですが、格上馬が相手でも頑張ってくれると思っています」 |
ビリーバー | 石毛師 | 「先週ビッシリと追っているのでこれで十分。仕上がりは悪くない。うまくためが利けば」「ここに向けて順調に仕上がった。先週びっしり追って雰囲気はいい」 |
アルミューテン | 南田師 | 「中2週でもここを目標にしっかり仕上げてきた。前走は前が詰まらなければ勝ち負けになっていた。外枠からスムーズな競馬ができれば」 |
グレイトゲイナー | 清永助手 | 「走りに集中できるようになり、心身ともにいい状態で出走できそうだ。この舞台でもスピード負けすることはないと思う」 |
グレイトゲイナー | 高野助手 | 「3歳のときはレースでやめる面があったが、改善されてきた」 |
ロジクライ | 橋本助手 | 「順調にきている。コース自体は問題ないと思うし、新たな一面が出てほしい」 |
ロジクライ | 須貝師 | 「芝で重賞も勝っているし、違った面を見せてくれれば」 |
ジュランビル | 寺島師 | 「(中1週での長距離)輸送が続いていますが、状態はいいです。どの条件でも走ってくれるレース巧者ですし、前走の内容からもスピード負けすることはないと思います」 「距離は合っていると思う。どの条件でも走れていますからね」 |
ジュランビル | 内山助手 | 「具合は変わらずいい感じですし、見た感じ疲れはなさそう」と問題なしをアピールする。これまで1200~1800メートルと幅広い距離で3着以内経験があり、順応性の高さを武器に1000メートルに初挑戦。「もともと何の苦労もない馬ですし、落ち着いて競馬に臨めていますからね。毎回、一生懸命走ってくれますし、あとは直線競馬に対応してくれれば」と格上挑戦での重賞初制覇へ、願いを込めた。 |
トキメキ | 斉藤師 | 「スピードはあるので見劣りしないと思う」と意気込む。「前走は外を回った分も響いた。直線競馬にも対応可能だし、最後にひと脚使えれば」と一発を期待した。「連闘でも疲れはない。初の千直も向くと思う」 |
セピアノーツ | 藤田菜七子騎手 | 「ゲートが上手で、スピードのある馬」と評価。昇級後は2桁着順が続くが、ここで一変しても驚けない。「格上挑戦になりますが、頑張りたいと思います。あとはいい枠(外枠)を引きたいですね」と週末に期待を膨らませていた。 |
セピアノーツ | 青木師 | 「千二だとぱったり止まってしまうのでこの条件はいい。51キロも歓迎」 |
アルミューテン | 南田師 | 「いい感じの仕上がり。好走した韋駄天Sと同じくらいの状態。外枠からスムーズなら」 |
バカラクイーン | 武井師 | 「スピードはあるし、1回使って状態も上がっている。それでどこまでやれるか」 |
モメチョッタ | 石毛師 | 「前走は不向きな距離で参考外。状態はいいので改めて」 |
リッチクレマチス | 青木師 | 「舞台適性はある。ただ、近走はぱったり止まっているので…」 |
ルドラクシャ | 松山師 | 「連闘でも状態はいい。速い持ち時計はないが、千直は合う」 |
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