平日に出ている関係者コメントをコツコツ集めています。
予想の際にお手元の新聞のコメント+αの要素としてご参考にしていただければと思います。
エルムS
馬名 | 関係者 | コメント |
アメリカンシード | 影山助手 | 「マーチSは落鉄もあったし、いろいろ不運が重なってしまった。そこまでの3連勝が、ほぼほぼ追わずに楽勝という内容が続いていたしね。平安Sは前には離されてしまったけど、自分でハイペースをつくって2着に踏ん張りました。悔しい結果ですが、力は示してくれたと思います」 前走後は栗東近郊の牧場での短期放牧でリフレッシュ。栗東トレセンに帰厩してからの調整も順調に進み、長距離輸送も無難にクリアして函館に移動した。「ピリピリしていないし、栗東と同じように落ち着いている。栗東でやることをやってきているしね」と同助手も仕上がりの良さをアピールする。 「こっちに来てからも落ち着いているし、日曜に速いところをやった感じも悪くないですね。小回りは問題ないと思うし、前半にどうスムーズに運べるか」 |
ソリストサンダー | 高柳大調教師 | 「前走はあと一歩でもレースの内容は良かった。メンバーはそろっているが、末脚を生かせる展開になってくれれば、チャンスはある」 1週前追い切りは函館ダートコースで一杯に追われ、5F69秒5、ラスト1F12秒0をマークした。順調に調整を進めており、「ここへきて本当に力をつけている。体調はいいからね」とトレーナーは状態の良さに太鼓判を押している。 |
ソリストサンダー | 篠田助手 | 「相手が動く馬なので、乗り手には食らいついてと指示した。時計的にも動き的にも十分。夏は汗をかくので久々でも馬体重は変わらないぐらいだし、1700メートルは大得意なので」 |
スワーヴアラミス | 須貝調教師 | 「動きは良かったね。生ずるくてジョッキー泣かせだけど、追うのをやめなければ最後まで走る。前走、あの競馬で勝つのだから力はあるよ」 |
スワーヴアラミス | 野見山助手 | 今回からブリンカーを着用。新たな一手を繰り出した。野見山助手は「効果が表れて、スムーズな競馬ができればいいですね」と変わり身を期待する。「具合は悪くないです。体は前走よりも余裕があってふっくらと見せているし、いいと思います」と好感触。今回は56キロでの参戦に「メンバーは強くなるけど、斤量は楽になりますからね」と楽しみな様子。 |
スワーヴアラミス | 松田騎手 | 「上がりがかかって他がバテる方が合っています。もまれずに自分の形に持っていけるかどうかだけ」 |
タイムフライヤー | 五十嵐助手 | 解散した松田厩舎から橋口慎介厩舎に転厩 「オンオフがハッキリしていて、普段はすごく愛らしいんですよ」 「こんなにすごい実績のある馬を、橋口先生が“お前に任せる”って言ってくれて、本当にうれしかった。転厩馬で結果を出すのは厩舎にとって最大のアピールにもなりますからね。気を引き締めてやっていきたい」 「思っていた通り、いや、それ以上に素晴らしい馬ですね。もう6歳でキャリアもあるベテランなのに、こちらが求める課題をひとつずつ吸収しようとしてくれる。環境や調教メニューが変わったことで、いろんな意味で以前とは別の馬になるとは思いますが、松田厩舎が大事にしてきたものを守りながら、より高みを目指していけると思います」 「(転厩後2戦の結果(かしわ記念9着、マリーンS12着)を受けて)たくさん思うところはありますが、言い訳はできません。特に前走はトップハンデ(58キロ)でも1番人気に推してもらったのに結果的に惨敗してしまった。(騎乗した)ルメールさんも追い切りではすごくいい感触を持ってくれていたんですが、レース後は“こんなことになるなんて…”と信じられない様子でした。あんなふうにエキサイトしてしまう危うさはあったんですよね。とにかく反省の多いレースでした」 「昨年のこのレースでは他馬が苦しくなる中、3コーナーから持ったままで上がってきて、見事に勝ち切った馬ですから。あの時のように折り合って競馬ができれば絶対に巻き返せるはずです。調教でも折り合いには気をつけていますし、彼もそれに応えようとしてくれている。この馬はスーパーホースだと僕は思っていますから」 「先週、武さんに“右にモタれて、その分、手前を変えなかった”と言われたので、そこを確認しながら乗りました。しっかりと手前を変えてくれたし、理想通りの追い切りができました」 「ためる競馬が合っている馬ですからね。大外枠で気分良く行ってしまった。一瞬の脚を1角で使ってしまった感じです」 「前走で改めてこの馬の難しさを確認できました。今回は結果が欲しいです」 |
ウェスタールンド | 赤池助手 | 昨年、得意のまくる形で2着。前走のプロキオンSは、18キロ増と先行勢が止まらないレコード決着がこたえて7着に敗れたが、9歳でも衰えはなさそう。「前走はよく来てると思いますし、まだまだ力は落ちていません。向こう(栗東)でやった(先週の)追い切りも良かったし、状態自体はいいと思います」と赤池助手。休み明けを叩かれた上積みは大きそうだ。 |
ダンツキャッスル | 木埜山厩務員 | 5走前から装着したブリンカーの効果が絶大で、完全に一時の不振から脱した。木埜山厩務員は「短期放牧に出ましたが、牧場でも『いい』という話でしたし、状態は良さそうですね。もともと気難しい馬でしたが、だいぶおとなしくなりました。強いメンバーがそろったので、どこまでやれるか」と話した。 |
トップウイナー | 生田助手 | 前走のプロキオンSで14番人気の低評価を覆して2着に好走。脚抜きのいい重馬場で持ち味のスピードを存分に発揮した。生田助手は「ちょうどいい2番手で砂をかぶらず行けたのが良かったですね。オープンの1200や1400メートルでは速い馬が多いので、小回りの1700メートルもいいと思います。もまれずに運べれば」と期待する。 |
レパードS
馬名 | 関係者 | コメント |
メイショウムラクモ | 柴田善騎手 | 古馬との初対戦だった前走のいわき特別(2勝クラス)。2番手から楽に抜け出し、後続に7馬身差をつける圧勝劇で強烈なインパクトを残した。鞍上は「スピードが違ったね。クラスが上がって、速いペースの方が走りやすかったと思う。段階を踏んで力をつけてきたし、こういう馬が出てくると張り合いがあるよね。何とか大成させたいって思う」と振り返った。 (乗り込み消化後)「(手応えが)楽すぎたので外を回して負荷をかけた。落ち着きがあるし、いい感じ。最後も気分良く走れていた」 |
メイショウムラクモ | 柴田善騎手 | 「前走は、放牧から戻ってきて、すごく良い状態でレースに向かってくれましたし、レースも強い競馬で応えてくれて、すごく安心しています。休む前に比べて、若干、跨って馬の上から見た感じが、ふっくらしたように感じます。無かった部分に筋肉がついて、それがふっくらしたイメージにつながって、だいぶ乗っていて安心できるようになってきました。 左回りで追い切るのも初めてでしたが、乗った感じ、走らせた感じに違和感も無く、スムーズに、いつも通り走っていたので、左回りも心配なく、状態面もいい雰囲気を維持していると思います。 先週、ある程度確認済みですから、今朝はフットワーク、それとこの暑さでどれだけ我慢できているのかを確認しようと乗りました。人間と同じで、普段はダラダラしていても、力を入れるところではしっかり走っていますし、全然心配ありませんでした。 息も良かったですし、すごくリラックスして走っていましたから、絶対、前回より良いと思います。 (この馬とのコンビで4戦3勝2着1回)この馬との相性ですか、毎回レースでは持って行かれているのですよね。でも、それが良いのではないでしょうか。あまり邪魔しないというか、邪魔できない、小細工できる馬ではなく、その辺りが(自分と)上手く噛み合っているのではないでしょうか。人間の、悪く言えばやる気の無さと、馬のやる気がプラスされて100パーセントみたいな感じで。100を超えない、ちょうどいい感じです。 この馬の良さは、フットワークですね。ダートでのフットワークはすごく良いです。これに器用さがプラスされるとなお良いと思いますが、そのあたりは今後に期待します。 コースに対しては全然心配していません。左回りは調教に跨り違和感も無かったですし、速い馬が出てくるので、上手く折り合いがついているように見える競馬ができるのではと思います。僕は何もできませんから、馬が自由に、気持ち良く走ってくれたら、それで良いと思っています。 ここまで来ましたから、今回はチャンスですし、馬を上から、応援したいですよね。 すごく伸びてきている馬です。今後、楽しみな馬でもありますし、現時点でどういう競馬になるのか、レース展開も楽しみですし、対応できるかどうかも楽しみです。そのあたりを見て、応援して頂ければありがたいです。頑張ります」 |
メイショウムラクモ | 和田勇師 | 状態も申し分ない。7月28日の美浦Wでの1週前追い切りは、柴田善を背に3頭併せ。5F66秒2-37秒5-11秒9(馬なり)をマーク。力強い走りを見せて、さらに調子を上げてきている。見届けた和田勇師は「体調はいいですね。左回りは初めてなので走ってみないと分かりませんが、自分のペースで行ければ。相手は強くなりますが、見苦しい競馬はしないと思います」と自信をのぞかせる。 「(除外された)ジャパンダートダービー仕様で仕上げたが、無理しなかったのが良かったのか、夏バテもなく順調。先週乗ったジョッキー(柴田善騎手)の感触も良かった」 |
メイショウムラクモ | 田中助手 | 「前走後、調子をさらに上げている。重賞のペースなら折り合いも楽になるだろうし、うまく好位で脚をためられそう。時計勝負は望むところだし、いいレースになる」 |
ワイズマンハート | 松永昌師 | 「もう少し前に使うことも考えたけど、距離を延ばしていい面が出たから、ここを目標にしてきた。いろいろと試してきたが、ダートで今回ぐらいのところがいいんじゃないかな」 |
キャリアリズム | 普天間助手 | 「まだ緩いところがありますが、いいものを持っています。出したいですよね」と出走を熱望する。ここ2走は前々からの競馬で押し切り。「成長に加えて、チークピーシズの効果もあります。水曜日の追い切りで、きっちり仕上がると思います」 |
レプンカムイ | 築山助手 | レプンカムイの前走は、大外〔8〕枠(14)番からの2番手追走で2着。今回の有力候補になっているホッコーハナミチのレコード駆けの前に敗れたが、内容は悪くない。「もう少し内めの枠だったら、良かったかもしれませんね。ただ、前走後も順調だし、抽選を突破したい。新潟は前が止まらないから、内ラチをうまく通っていきたいです」 |
ホッコーハナミチ | 谷川助手 | 「ずっと厩舎にいますが、反動はありません。先週もきっちりと負荷をかけたし、さらに良くなっていると思います。トモ(後肢)にパワーがつけば、もっと強くなれそうです」 |
ホッコーハナミチ | 長谷川師 | 馬なりで4F55秒1-39秒9-12秒3。右肩上がりのラップに、騎乗した長谷川師は「つつかれたけど、しまいの感じは良かったですね。問題なく来ています」と満足げな笑みを浮かべた。先週の栗東坂路でハードに追っており、軽めの内容は予定通り。コンスタントに使っているが、状態面に陰りはない。 「お父さんはすごく成長力がある馬。ハナミチにリンクする部分もあるのかなと思っています。まだトモが緩くてこれからさらに良くなる馬ですが、ここでも好勝負を」 「併せる感じになったが、時計はちょうどいいし、楽な感じで問題はない。いい状態で出走できそう。前走は時計面で収穫があったし、左回りは中京で勝っている。メンバーはそろったが、好勝負できれば先々が楽しみ」 |
テイエムマジック | 藤懸騎手 | 鞍上は「今年はいろんなことが重なってくれています。100勝は意識していましたし、早く決めたかったので、ホッとしました」と振り返りながら、「ただ、これで終わりではありませんからね。次の101勝を目指します。テイエムマジックはチャンスがあると思っていますし、抽選を通ってほしいですね」と色気を隠さない。前走のわらび賞は好位の内でもまれる競馬だったが、直線で狭いところを割って差し切った。「これまで馬込みで競馬してこなかったので不慣れな形でしたが、視界ができてから、しっかりと伸びてくれました。能力がありますね。1800メートルの距離も合っています」。引き続き同じ舞台なら、結果を出しているのは心強い材料だ。 |
テイエムマジック | 鈴木孝師 | 「状態を確かめながら調整してきましたが、順調に来ています」と仕上がりも抜かりなし。 |
クリーンスレイト | 久保田師 | 「前走ユニコーンステークス、馬の出来は良かったのですが、ゲートの直後に他の馬に少し寄られてしまい、後手に回った競馬になりました。ただ、ああいう形にはなりましたが、地力のある馬で、最後に脚を使って掲示板は確保。馬の力は再認識できたと思います。 年明けぐらいから今に至るまで、馬の方もだいぶしっかりしてきましたし、ダートを使ってからは成績も安定し、クラスが上がっても崩れることなく走っていますから、ダートの適性はかなりあると思っています。 この中間、ユニコーンステークスの後も厩舎に置いてやってきました。途中、一回福島開催を使うことも考えましたが、このレースに万全に向かうには、直接疲労を残さず行けるようにと思い、直行することにしました。 調教では目立った動きをする馬ではありませんが、今週は田辺騎手に乗ってもらい、この馬にしては良い時計、良い手応えで上がってこられたと思っています。万全に仕上げたつもりです。 広い、新潟の1800mのコースですから、特に心配はしていません。距離の1800mも、未勝利戦を勝った時にいい競馬をしていますし、逆にこれくらいの距離の方が、追走もしやすいでしょうし、プラスに考えています。 普通にゲートを出て、ある程度流れに乗ってという競馬を見てみたいと思いますが、田辺騎手が、ゲートを出た感じで決めると思いますから、そこは任せています。 スッキリ、良い形でレースを終えられればと思っています。前走は不利があったので、今回は何の不利もなく回ってきてくれる事を願っていますので、応援よろしくお願いします」 |
アリエノール | 相田助手 | 「血統的にダートが合ったのでしょうが、期待以上に変わってくれました。体は小さくても走りに無駄がない。新潟は経験済みですし、ここでどれだけやれるかですね」 |
アリエノール | 石川騎手 | 「先週強めに追っているのでサラッと。いい動きでした。前走はこの馬だけが強かったですね。相手関係がカギですが、ここでいい競馬ができれば今後が楽しみ」 |
ハンディーズピーク | 大久保調教師 | 大久保調教師は「変わりなくきていますし、調整もうまくできています」とうなずく。前走は直線で差し返す根性を見せた。「良く走ってくれましたね。初めての(新潟)コースでも苦にしないと思います」と重賞初制覇へ力を込めた。 「順調にきているし、追い切りは予定どおり。状態はいい。新潟は初めてになるが、これまでも初コースで上手に走っているので問題ない」 |
ノースザワールド | 大久保調教師 | 「能力があるから、ダートも芝でこなせる。引き続き状態はいいので、重賞でも期待は大きい」 |
オセアダイナスティ | 加藤征調教師 | 「函館を使ってから(中2週で)間隔もないのでそんなに時計は出さなかったが、動きは良かった。スタートが決まって自分の形になれば強い」 |
ルコルセール | 堀調教師 | 「涼しい函館で調整するメリットは大きい。古馬3勝クラスより3歳馬同士のほうが戦いやすいですが、さすがにローテーションは厳しい感じはします。まだ子供っぽいので、経験を積んでいければ」 |
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